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【小児歯科】永久歯に悪影響を及ぼす可能性がある?乳歯のむし歯の放置は危険!

こんにちは。
札幌市西区発寒の歯医者【百海歯科医院】です。
 
厚生労働省の調査によると、むし歯を持つお子さまの割合は5〜11歳で15〜35%程度とされています。
一方、歯を磨く頻度に関する調査では、毎日行う方の割合は 97.4%と高い数値が出ています。
毎日歯磨きをしていても、むし歯になる可能性がゼロになるわけではないのです。

(参考:厚生労働省「令和4年度歯科疾患実態調査」p5 p26より) >

 
お子さまの乳歯はむし歯に感染していませんか。
「乳歯はいつか抜けるから治療しなくても大丈夫でしょ」とお考えの方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、乳歯のむし歯の放置はたいへん危険なのです。
 
 

乳歯のむし歯が原因で永久歯が大変なことになる!?

乳歯のむし歯を放置していると、永久歯に次のような悪影響を与えてしまいます。
 

むし歯のリスクが高くなる

乳歯がむし歯になると、隣接する歯だけでなくお口の中にむし歯菌がひろがってしまいます。
むし歯になりやすい環境下に、永久歯が生えてくることになるためです。
 

エナメル質形成不全・変色の可能性

永久歯は乳歯の真下にあるため発育不全を起こし、歯の表面のエナメル質の形成が不完全で茶色く変色するリスクがあります。
 

歯並びやかみ合わせへの影響

むし歯になってしまった乳歯は、従来の時期より早くに抜け落ちてしまうことがあります。
抜けたスペースに周囲の歯が傾いてしまい、永久歯が生えるスペースが奪われることで、歯並びやかみ合わせが悪くなることにつながります。
 

顎の発育不全

むし歯が原因で歯に痛みが生じると、その部分を避けて噛むようになり、顎のバランスが悪くなることがあります。
痛みがあるとしっかりと噛むことができないため、顎の成長にも悪影響を与えてしまうのです。
 
 

乳歯のむし歯は進行が速い!?

乳歯はエナメル質や象牙質の厚みが永久歯の半分ほどしかなく、やわらかいのが特徴です。
石灰化が進み歯質が硬くなるまで、2~4年かかるといわれています。

(参考:厚生労働省e-ヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」 >

 
そのため、むし歯菌が生産する酸の作用で歯が溶け始めると、あっという間に進行してしまうのです。
気が付いたころには根管部にまで達していて、正常な永久歯が生えることができない状態となってしまいます。
 
 

お子さまの乳歯をむし歯から守りましょう

乳歯のむし歯は、早い段階からの治療と日ごろからの予防ケアが重要です。

当院の「小児歯科」はこちら >

 
札幌市西区発寒の歯医者【百海歯科医院】では、楽しく乳歯から予防習慣をつけていただくために「ハッピーキッズクラブ」を開催しております。

ブログ「キッズクラブのご案内」 >

 
院内の待合室や診療室には、キッズスペースを設置しているため、待ち時間をお子さまと安心して過ごせるよう環境を整えております。
また、おむつ交換台を設けておりますので、小さなお子さまをお連れの方はご自由にご利用ください。

当院の「院内紹介」はこちら >

 

 
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