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【小児歯科】子どもはなぜむし歯になりやすい?~お家と歯医者のWケアでむし歯予防を~

こんにちは。
札幌市西区発寒の歯医者【百海歯科医院】です。

「毎日ちゃんと歯磨きをしているのに学校の検診でむし歯が見つかった」
など、お子さまのお口のケアのお悩みはありませんか?

子どもの歯は大人に比べてむし歯になりやすい・進行しやすいという特徴がありますが、それはなぜでしょうか?

今回は、お子さまをむし歯から守る方法についてもお伝えします。

子どもの歯はむし歯になりやすい!5つの理由

子どもの歯がむし歯になりやすいのは、次のような理由があるためです。

1.乳歯のエナメル質は永久歯の半分の薄さ
2.乳歯は永久歯に比べて酸に弱い
3.生え変わったばかりの永久歯は柔らかく汚れが付きやすい
4.生え変わりの時期は、歯並びが凸凹になり歯垢が溜まりやすい
5.砂糖が多い飲食物を頻繁に摂取すると、歯の修復(再石灰化)を妨げる

(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット‐子供のむし歯の特徴と有病状況 より)

子どもの初期むし歯の中には、白色で見つけにくく痛みを感じないものもあるため、知らない間に進行している場合があります。

お子さまがある程度自分で歯磨きをできるようになっても、永久歯が生え揃う12歳ごろまで、仕上げ磨きを行ってあげましょう。

むし歯予防のポイントはご家庭&歯医者のWケア!

子どものむし歯を予防するためには、毎日お家で歯磨きを行っていただきながら、定期的に歯医者でお口の中をチェックすることが大切です。

むし歯予防のためにご家庭で気を付ける6つのポイント

1.哺乳瓶むし歯(ボトルカリエス)に注意
2.家族のむし歯菌がうつらないように、食器の使いまわしを避ける
3.就寝前の仕上げ磨きは丁寧に
4.仕上げ磨きは楽しく行う
5.乳歯が生え揃ったら歯間ケアを行う
6.おやつは決まった時間に食べる

むし歯のリスクはどのようにして高まるの?

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌は存在しません。
大きくなっていく中で、食生活や周囲の大人からむし歯菌がうつることにより、むし歯のリスクが高まるのです。

哺乳瓶むし歯は、赤ちゃんのお口の中に長時間糖分が残ることによって発生します。
ジュースなど、甘い飲み物を哺乳瓶を使って与えるのは避けましょう。

むし歯になりやすい歯はどの部分?

特にむし歯になりやすい部分は、奥歯や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目です。
イヤイヤ期で仕上げ歯磨きが上手くいかない場合は、このようなポイントだけでも重点的に行う、もしくはお子さまの機嫌のよいときに楽しく取り組んでいただけるとよいでしょう。
乳歯が生え揃った頃から、デンタルフロスなどを用いた歯間ケアを取り入れるのも、むし歯予防に効果的です。

おやつは決まった時間に栄養を補う目的で

ひんぱんに間食をしていると、お口の中が酸性に傾き、むし歯のリスクが高まります。
特に、お口に糖分が残りやすいキャラメルやアメ、ジュースなどは注意が必要です。
理想的なおやつは、おにぎり・チーズ・ヨーグルト・果物など、3食で不足する栄養をしっかりと補助できて、発育のサポートとなるおやつです。

積極的に歯医者を活用してむし歯を予防しましょう

1.定期検診を活用して、歯並びやむし歯をチェックしましょう
2.歯のクリーニングやフッ素の塗布でむし歯を予防しましょう
3.お口の発達に合わせたブラッシング指導を受けしましょう
4.食生活をはじめ歯やお口の発達に関する相談をしましょう

お子さまのむし歯予防は楽しく行いましょう

子どもの歯は未熟で歯質が弱いため、ご家庭でのケアがとても大切です。
むし歯の予防ポイントをおさえて、ぜひ楽しく取り組んでください。
仕上げ磨きをするときは、歯に関する絵本や歌などを活用するのもよいでしょう。

また、定期的に歯科検診を受けていただくと、むし歯の早期発見につながります。
初期のむし歯であれば、歯を削ることなく、再石灰化を促して進行を止められる可能性もあります。

百海歯科医院では、お子さまが歯医者に楽しく通っていただけるように取り組んでいます。
待合室や診療室にキッズスペースを設け、レストルームにはおむつ交換台もご用意しているので、赤ちゃん連れの保護者の方も安心してお越しください。

お子さまに楽しく予防歯科に取り組んでいただけるプログラム「ハッピーキッズクラブ」もご用意しております。

「ハッピーキッズクラブ」の詳細はこちら >

当院の「小児歯科」ページはこちら >

 
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